調剤薬局「三国志」 中小争奪、薬剤師不足が誘因
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調剤薬局大手による中小薬局の争奪が激しくなっている。薬剤師不足などで中小の経営は厳しく、規模拡大を目指す大手の買収が増えている。アインファーマシーズなど大手7社の2013年度の買収額は過去最高で、今年度も増加の見通し。大手各社は、集約を進めることで健康相談などのサービスや品ぞろえを充実し、利用者に便利な店舗を増やす狙いだ。
株式市場に上場する7社の13年度のM&A(合併・買収)額は合計で230億円だった。今年度の各社...
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