ソフトバンクグループ、アリババ株を追加売却 総額9700億円に
ソフトバンクグループは2日、中国・アリババ集団の株式売却が総額で89億ドル(約9700億円)に膨らむと発表した。1日には79億ドルと公表していた。あわせてシンガポールの政府系投資会社のGICとテマセク・ホールディングスにそれぞれ5億ドル売却することも明らかにした。
アリババ株に転換する証券の発行額は55億ドルで、1日発表から5億ドル増えた。この証券は10日の発行後3年を満期として、アリババの米国預託株式あるいは現金で償還する。表面利率は5.75%。
全ての手続きが完了した後のソフトバンクグループによるアリババ株の持ち分は現在の32.2%から約28%に低下する。アリババはソフトバンクグループの持ち分法適用会社にとどまる。
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