セガサミー純利益57%減 4~6月、遊技機の販売鈍る
セガサミーホールディングスの2014年4~6月期の連結決算は純利益が前年同期比57%減の55億円だった。主力の遊技機事業で大型機種の販売が減ったのが響いた。ゲームセンター事業も消費増税の影響で低調だった。
売上高は3%減の883億円。主力の遊技機は8%減の474億円だった。パチンコ機は増収だったものの、パチスロ機の3割弱の減収が響いた。ゲームセンター事業は機器と施設運営を合わせてほぼ横ばい。家庭用ゲームはスマートフォン(スマホ)向けが伸びて約1割の増収だった。
営業利益は42%減の93億円。利益率の高いパチスロ機の減少が響いたほか、ゲームセンター事業は価格転嫁が難しいコインゲームで消費増税分が利益を押し下げた。
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