企業年金に外部監査導入 厚労省検討、財務の信頼性向上
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厚生労働省は、企業年金の一部に外部の専門家による会計監査制度を導入する検討を始めた。複数の事業者が共同で設立した「総合型」と呼ばれる確定給付型の企業年金基金が対象。財務の信頼性向上が狙いだ。
確定給付型は従業員の受け取る給付額があらかじめ約束されている企業年金。複数事業者の共同設立のため人的つながりが乏しく、財務内容などを把握しづらいとの指摘があった。
厚労省は有識者を交えて改善策の議論に着手。...
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