農林中金、欧州農業金融大手と提携発表 輸出拡大へ

2015/5/27付
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農林中央金庫は27日、欧州の農業金融大手ラボバンクと業務提携の覚書を締結したと正式発表した。ラボバンクが拠点を置くオランダは農産物の輸出で世界2位。農中は40カ国に展開するラボバンクの海外拠点やブランド化などのノウハウを生かし、日本の農家の輸出拡大を支援する。

農中が海外の農業金融大手と提携を結ぶのは初めて。「顧客ネットワークの相互活用」「事業のグローバル化に伴う資金ニーズへの対応拡充」「農業分野での共同調査」「人材交流」の4分野が対象となる。

農中の河野良雄理事長は同日の記者会見で「(農業改革が進む)国内の雰囲気のなかで、業務提携を持ちかけた」と語った。資本面などの提携は考えていないという。

政府は農林水産物や食品の輸出額を2020年までに13年と比べ約2倍の1兆円に増やす成長戦略を打ち出している。オランダは日本より農地が小さいが、トマトなど国際競争力の高い農産物に資源を集中して輸出を拡大しておりモデルケースとなっている。

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