2018年12月17日(月)

りそな社長「歴史忘れず取り組む」 公的資金完済を発表

2015/6/26付
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りそなホールディングスの東和浩社長は25日、公的資金完済の手続き終了後、記者団に対し「公的資金が投入された歴史を忘れずに、完済できたことを自信にして、りそなグループの発展に取り組みたい」と語った。

同社は2003年に約2兆円の公的資金の投入を経て実質国有化された。人件費のカットなど合理化を進め、当初の返済期限であった18年から約3年返済を前倒しした。今後は「リテール(個人・中小企業向け)でナンバーワンの金融機関になる。サービスの一層の強化で恩返しをする」(東社長)と強調した。

りそなに投入された公的資金は計3兆1280億円で、上乗せ分を含めて3兆4千億円超を返済した。差し引き3千億円は国の利益となる。

完全な民間銀行となったりそなだが主力の中小企業向け融資は減少しており、テコ入れが今後の課題となる。地方銀行再編の台風の目になるとの臆測も絶えない。国のくびきから放たれ、どんな戦略を打ち出すのか、次の一手に注目が集まる。

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