共働きシニア広がる 8組に1組、消費を下支え
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65歳を過ぎても夫婦で働く「共働きシニア」が増えている。総務省の労働力調査によると、2014年4~6月の共働きシニア(農林業を除く)は前年同期比11.9%増の66万世帯となり、過去最高を更新した。元気なシニアが増えているうえ、人手不足の企業が高齢者の雇用を増やしているためだ。高齢者の懐が潤えば、個人消費の下支えにつながる。年金財政改善などの効果もありそうだ。
夫婦ともに働いている世帯のうち妻が65...
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