三菱UFJ・みずほ、人民元決済網との接続を発表
三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は11日、中国人民銀行が導入した人民元の国際決済システム「CIPS」に接続したと正式に発表した。中国大陸と直接決済できるようになるため、取引の効率化につながる。2メガバンクはモノやサービスの売買に伴う企業の資金決済だけでなく、M&A(合併・買収)の資金決済や証券売買などへの活用も増やしたい考えだ。
新システムの正式名称は「人民元クロスボーダー決済システム(CIPS)」。中国当局が2015年10月に稼働させたが、米欧の外国銀行が中心で邦銀はこれまで参加できていなかった。
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