名目賃金、5月は11カ月ぶり減 パート基本給がマイナス

2016/7/8 11:36
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 厚生労働省が8日発表した5月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上)によると、名目にあたる従業員1人当たりの現金給与総額は26万7933円と、前年同月比0.2%の減少となった。マイナスは11カ月ぶり。パートタイム労働者の給与が、労働時間の減少で基本給マイナスとなったのが響いた。

 厚労省は「緩やかな賃金増の基調に大きな変化はない」とみるが、個人消費を押し上げるほどの勢いはない。

 名目の給与総額のうち、基本給にあたる所定内給与は0.1%減の23万9216円。一般労働者の0.1%増に対し、パートタイム労働者は0.5%減だった。ボーナスや通勤費にあたる「特別に支払われた給与」は4.1%減の9727円。

 物価変動の影響を除く実質でみた賃金指数は0.2%増。プラスは4カ月連続。5月は消費者物価指数(CPI)が前年同月比0.5%下落しており、働く人の実入りが結果的に増えた格好だ。

過去の統計データがご覧いただけます。

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