2019年5月26日(日)

「金融ニッポン」シンポ始まる 業界の未来図を議論

2015/10/5付
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日本再生に向けた金融のあり方を探るプロジェクト「金融ニッポン」のトップ・シンポジウム「金融の未来図」(主催・日本経済新聞社)が5日午後、東京・大手町の日経ホールで始まった。金融とIT(情報技術)が融合した「フィンテック」など新潮流を受けて、大手金融機関の首脳が金融サービスの将来像や自社の成長戦略を語る。

最初に講演した三菱UFJフィナンシャル・グループの平野信行社長は10年後の経営環境について「日本企業はますますグローバル化を進め、個人分野では『貯蓄から投資へ』の流れが加速する」と指摘。そのなかでITの発展が「他業態の参入を加速させる」との見通しを示した。

平野氏に続き、野村ホールディングスの永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)、三井住友銀行の国部毅頭取、大和証券グループ本社の日比野隆司社長、みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長が講演する。

シンポジウムの冒頭挨拶で、日経の岡田直敏社長は、中国経済の減速や米国の利上げ観測で世界経済の先行きが不透明になっているものの、日本企業の業績は堅調に推移していると指摘。そのうえで「金融機関は海外での大型買収やフィンテックの取り組みなど、次々と手を打ち始めている」との認識を示した。

日本経済の再生には、経済の血液である金融の力を生かす必要がある。日本経済新聞社はこうした観点から「ニッポン金融力会議」を立ち上げ、本紙やグループメディアを通じて、提言や情報を発信していくほか、金融機関トップらを招くシンポジウムや個人向けセミナーを開催している。

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