2019年1月23日(水)

日銀総裁「2%早期実現は成長強化」 目標批判に応答

2014/8/1付
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日銀の黒田東彦総裁は1日、都内で講演し、物価上昇を巡ってくすぶる日銀批判に反論した。消費増税分を含めた物価上昇率が3%超に達する中で、「低成長なのに物価だけ上がるのは望ましくない」との指摘や、「これ以上物価を上げる必要はないのでは」との疑問が広がりつつあることに対応した格好だ。

「2%物価上昇の早期実現は成長力を高めることに貢献する」。総裁は2%目標の早期実現を狙うのは、むしろ成長強化のためだと反論。「物価さえ上がればよいと思っているからではない」と訴えた。

狙い通りに「人々が2%の物価上昇を前提に活動する経済」を実現すれば、物価が上がる前に投資や消費を済ませようという「積極的な行動を促す」と説明。企業は設備投資や研究開発による生産性の向上に前向きになり、「潜在成長率を引き上げる」と語った。

これ以上物価を上げなくてもいいとの声には、低い物価上昇率では「経済にマイナスのショックが加わった場合にゼロ金利に直面しやすく、(日銀の)政策対応余地が限られる」と反論。2%は「グローバルスタンダードになっている」と理解を求めた。

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