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川内原発再稼働、最短で8月10日 九電が規制委に報告

九州電力は31日、川内原子力発電所1号機(鹿児島県)を早ければ8月10日に再稼働させる計画を原子力規制委員会に報告した。同社が再稼働日を具体的に示すのは初めて。設備の検査などは順調に進んでおり、最終的な安全確認を経て原子炉を起動する。2013年7月の新規制基準施行後、安全審査を通った原発の再稼働第1号となる。国内で「稼働原発ゼロ」の状態が2年ぶりに解消する見通しだ。

九電は31日、川内原発1号機について「8月10日以降、原子炉を起動する」と規制委に報告した。川内原発では規制委による検査の一環として重大事故に備えた4日間の訓練を30日に終えた。規制委によると「大きな問題はなかった」という。

再稼働の工程は順調で、8月3日から実際の運転時を想定した最終的な安全確認の検査に入る。最短で同10日に原子炉を起動し、約3日後に発送電を始める。

川内原発1号機は加圧水型軽水炉(PWR)と呼ぶ形式の原発だ。核分裂のエネルギーで水を温め、その熱で蒸気を発生させて発電用のタービンを回す。8月下旬にはフル稼働に達する見通しで、綱渡りが続いた九電管内の電力供給も安定に向かいそうだ。

東京電力福島第1原発事故を受け、国内の原発に対する規制は大幅に強化された。川内原発は最も早く対策を整え、14年9月に規制委の安全審査に合格した。地元自治体も再稼働に同意を表明済みだ。

ただ川内原発1号機は11年5月以降、停止が続いており、再稼働にあたってトラブルなどが起きる不安は残る。規制委は注意深く監視する方針だ。

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