2019年7月18日(木)

慰安婦像、釜山の総領事館前で除幕式 新たな火種に

2016/12/31 22:17
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【ソウル=山田健一】韓国南部・釜山の日本総領事館前の歩道に、従軍慰安婦問題を象徴する少女像を設置した市民団体は31日夜、除幕式を実施した。在外公館前に少女像が設置されたのはソウルの日本大使館前に続き2例目。2015年末の慰安婦問題を巡る日韓合意で日本側が求めていたソウルの少女像の撤去はまだ実現しておらず、両国関係に新たな火種が加わった。

 韓国・釜山の日本総領事館前の歩道に、従軍慰安婦被害を象徴する少女像を設置する市民団体のメンバーら=30日(共同)

韓国メディアによると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の即時退陣を求める抗議集会の参加者が除幕式の時間に合わせ釜山中心部から総領事館前に集まり、式を見守った。除幕式であいさつした女性は「これから少女像をみんなで守っていきましょう」と大声で叫んだ。

韓国のテレビ局JTBCによると、地元警察は、警官約1200人を総領事館前に配置した。現場で混乱が起きて外交問題が生じるのを防ぐ措置だと伝えている。

市民団体は地元大学の学生らで構成。一度は道路法違反を理由に少女像を撤去した地元自治体の方針を変更させる形で、30日に設置した。釜山の少女像はソウルの日本大使館前の少女像と同じ作者が制作したとされる。

日本政府は少女像を速やかに撤去するよう韓国政府に求めている。韓国外務省は30日、日韓合意を着実に履行していく立場に変化がないことを表明した。

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