首相、礒崎補佐官を注意 更迭要求は拒否

2015/7/30付
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安全保障関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は30日、集中審議を行った。安倍晋三首相は同法案に関して「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官を自ら注意したと明らかにした。礒崎氏に対する更迭要求は拒否した。民主党の広田一氏への答弁。

広田氏は「首相の側近中の側近が法的安定性の重要性を真っ向から否定した。安倍政権の体質を表している」と批判。礒崎氏の更迭と特別委への参考人招致を要求したが、首相は「礒崎氏も政府の考えは十分理解している」と述べた。

野党側は30日朝の同特別委の理事会で、礒崎氏の参考人招致を重ねて要求したが、自民党は応じなかった。

首相は「法的安定性は昨年7月の閣議決定でも明記している。この考え方は揺るぎない」と強調。礒崎氏に電話で注意したことを明らかにしたうえで「疑義を持たれるような発言は慎まなければならない。このことを踏まえてしっかりと職務に取り組まなければならない」と述べた。礒崎氏は30日、ツイッターに「もとより『法的安定性』を否定したものではない」などと投稿した。

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