外国人宿泊者、16年8%増 客室稼働率は大阪84%が最高

2017/5/30 9:14
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国土交通省は30日、2017年版の観光白書を公表した。2016年の外国人宿泊者数は延べ人数で7088万人と前年に比べ8%増えた。16年の都道府県別の客室稼働率は大阪府が84%と最も高く、全国平均の60%を大きく上回った。

長期滞在の外国人らがくつろぐホテル(大阪市西成区)

長期滞在の外国人らがくつろぐホテル(大阪市西成区)

外国人宿泊者を都市別にみると、三大都市圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県)が4243万人と5%増。それ以外の地方圏が2845万人と13%増だった。そのうち四国の伸び率が46%と最も高く、台湾や香港からの訪日客が増えた。

客室稼働率は大阪府に続き、東京都が79%と高い水準だった。訪日客に関西、富士山、東京を巡る「ゴールデンルート」の観光人気が高いことを裏付けた。宿泊施設別ではシティーホテルに泊まる訪日客が33%と多い。

15年の国内観光客のニーズをみると、首位が温泉旅行、次に自然観光、グルメ、歴史・文化観光、テーマパークが続いた。国内旅行では自家用車の利用割合が4割を下回り、代わりに列車による移動が増えた。交流サイト(SNS)も観光に影響を与えている。16年調査では約2割が「映像がきっかけで行きたくなり、その場所を実際に訪れた」と答えた。

日本人の海外旅行者数は16年に前年比6%増の1712万人となり、4年ぶりの増加に転じた。15年の訪問先は米国が4年連続で首位だった。

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