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物価の伸び、まだ鈍く 原油安が食品値上がり相殺

雇用が改善する一方、物価の伸びは鈍い。29日発表の4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比で0.3%の上昇にとどまった。原油安の影響が大きいためだ。

4月は上昇品目が321で、下落品目の161を大きく上回った。生鮮食品を除く食料は前年同月比で1.5%上がった。だが、エネルギーは3.4%下がり全体の値上がりを打ち消している。

日銀はエネルギー関連で消費者物価を0.7~0.8%分下押ししているとみる。原油安の影響は夏ごろまで続きそうで、市場では6月にいったんマイナス圏に突入するとの見方が多い。

三菱総合研究所の武田洋子チーフエコノミストは「外食や食料品で値上げが起きており、労働供給の制約も物価押し上げに寄与し始めている」と指摘する。日本経済の需要と潜在的な供給力との差を示す「需給ギャップ」が解消しつつあると日銀は見ており、物価上昇の基調は崩れていないと判断している。

4月の鉱工業生産指数は前月比1%増と3カ月ぶりに増えた。アジア向けの電子部品の生産増が続いている。企業活動が活発になれば物価押し上げに力強さが出てくる。

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