2018年11月14日(水)

東京圏、11.9万人転入超 6年ぶり高水準
宮城は転出超過に

2016/1/29 18:54
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総務省が29日発表した住民基本台帳に基づく2015年の人口移動報告(外国人を除く)によると、東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)では転入者が転出者を上回る「転入超過」が前年比9949人増の11万9357人だった。4年連続で拡大し、09年以来6年ぶりの水準。東日本大震災からまもなく5年となる被災地では人口流出が加速、宮城県も4年ぶりの転出超過となった。

東京圏への転入超は20年連続。景気の悪化や震災の影響で11年に6万人台まで縮小したが、再び人口集中が進んでいる。総務省は「景気回復の波を受け、就職などの目的で東京圏への流入が進んでいる」とみる。

東京圏以外で転入超は大阪府と愛知、福岡、沖縄3県。残る39道府県は転出超だった。栃木、岐阜、三重、滋賀、兵庫、山口の6県は2000年以降で最大の転出超になった。大都市に人口を吸収されやすいことが背景とみられる。全国1718市町村では転出超の自治体が76%を占めた。

宮城は震災の翌12年は約6000人の転入超。その後も転入が上回ったが、復興需要の一服で15年は76人の転出超になった。福島県の転出超は184人増の2395人と4年ぶりに拡大。東京電力福島第1原子力発電所事故で急増した転出者はその後、減少傾向にあったが、再び増加した。

大阪圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)と名古屋圏(愛知県、岐阜県、三重県)はいずれも3年連続の転出超。政令市でも堺市や熊本市などは転出超だった。

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