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商標出願、最多の14万件超 16年、中小企業で活発

2016年の商標出願件数が14万件を超え、現行の商標制度下で最多になったことが特許庁が29日に公表した年次報告書でわかった。中小企業の出願が増えている。同庁は「中小企業も含めて海外展開が進む中で、ブランドを育成・保護する動きが活発になっている」と見ている。

商標を巡っては2年前から、企業のコマーシャルなどで使われる短いメロディー(ジングル)や動き、色といった特徴的な表現にも対象が広がった。久光製薬のジングルやトンボ鉛筆の消しゴムの色の組み合わせなどが商標として認められることが話題になり、「商標に対する認知度が上がっている」(同庁)という。

特許庁によると、16年の国内の商標出願件数は14万8024件で、前年の13万1299件から1割強増加した。このうち中小企業による出願件数は7万8907件で、前年の6万4241件から2割強増えた。

商標の出願が増加する一方で、特許の出願件数については減少傾向が続いている。16年は31万8381件で前年から微減した。特許の管理にはコストがかかることから、最近は大企業を中心に特許を取得する技術を厳選する傾向が続いていることが背景にあるとみられる。

企業からの特許出願が減少傾向となる一方で、産学連携の活発になっていることを受けて大学などからの特許出願は増えている。16年は7223件で3年連続の増加となった。登録された特許が多かった大学は東京大(229件)、東北大(218件)、大阪大(183件)の順だった。

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