2019年1月16日(水)

有効求人倍率、15年は1.2倍 24年ぶり高水準

2016/1/29 11:25
保存
共有
印刷
その他

厚生労働省が29日発表した2015年平均の有効求人倍率季節調整値)は1.20倍と1991年以来、24年ぶりの高水準となった。総務省が同日発表した完全失業率(原数値)も3.4%で97年以来、18年ぶりの低い水準だった。生産や消費は低迷しているが、宿泊・飲食、医療・福祉を中心に人手不足が続いており、雇用情勢は堅調だ。

有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人あたり求人が何件あるかを示す。

15年12月の有効求人倍率は前月より0.02ポイント増の1.27倍で、単月でも24年ぶりの高水準だった。仕事を探す人が減っている一方で、企業の求人は増えており、採用が難しい状況が続く。

雇用の先行指標とされる新規求人数(原数値)は前年同月より6.2%増の78万980人だった。業種別では、宿泊・飲食サービス業(同16.7%増)、医療・福祉(同7.6%増)などで求人数の増加が目立った。

15年平均の完全失業率(原数値)は前年より0.2ポイント減となり、5年連続で低下した。就業率は前年比0.3ポイント増の57.6%。年齢階級別にみると、15~64歳は73.3%と比較可能な68年以降で最高だった。男女別でも女性の就業率が68年以降最高の64.6%だった。

15年12月の完全失業率(季節調整値)は3.3%で前月から横ばい。就業者数が6403万人と前月比45万人増えた一方で、非労働力人口は50万人減の4442万人だった。15年3月以降、完全失業率は3%台前半の低い水準で推移しており、総務省は「雇用情勢は引き続き改善傾向で推移している」とみている。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報