16年度特会剰余金11.7兆円 一般会計繰り入れ2.5兆円

2017/7/31 10:30
保存
共有
印刷
その他

財務省が31日発表した2016年度の特別会計の決算概要によると、歳入から歳出を差し引いた剰余金は11.7兆円だった。このうち17年度の一般会計には2.5兆円を繰り入れた。一般会計は社会保障費の増加など歳出圧力が強い。18年度予算編成では特会からの繰り入れの拡大が迫られる可能性もある。

16年度の剰余金は国債の償還などに使う国債整理基金特会を除く13の特会の合計額だ。15年度からは1.4兆円減少した。外国為替資金特会では2.9兆円の剰余金が生まれ、2.5兆円を一般会計に繰り入れた。一般会計への繰り入れはエネルギー対策特会と食料安定供給特会からも計60億円あった。

年金特会は4.4兆円の剰余金が出た。厚生年金の一部を預かって運用している厚生年金基金の解散が加速し、国に返還されたお金が膨らんだためだ。東日本大震災復興特会は想定より事業の執行が遅れている影響で繰越額が増え、1.1兆円の剰余金が生まれた。

11.7兆円の剰余金の使い道は一般会計への繰り入れのほか、4.5兆円は積立金に充て、4.7兆円は17年度の特会の歳入に繰り入れる。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]