麻生財務相「1300億円が一つの目安」新国立の整備費
麻生太郎副総理・財務相は28日の閣議後の記者会見で、新国立競技場の整備費に関し「なるべく安くあがることが(財務省の)一番の仕事」と述べた。当初の総工費が約1300億円だったことに触れ「一つの目安になるかもしれない」と指摘。「(国民の)納得が得られるようなものにしないといけない」と述べた。
新競技場を巡っては、7月上旬に総工費が2520億円に膨らむことが判明。コストが高すぎるとの批判を受けて、政府は計画を白紙に戻した。関係閣僚会議(議長・遠藤利明五輪相)が9月にも新たな整備計画を発表する。