2019年5月23日(木)

民進 希望に事実上合流 前原氏、党内意見集約へ

2017/9/27 20:33 (2017/9/28 1:19更新)
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民進党の前原誠司代表は27日、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」への事実上の合流を党内で提案した。次期衆院選では民進党から公認候補を出さず、希望の公認候補として擁立する。参院議員の扱いは選挙後に決める。10月10日公示―22日投開票の衆院選で野党候補を一本化し、与党に対抗する。

野党第1党の民進党が希望の党に事実上合流すれば、2003年に旧民主、自由両党が合併して以来の大規模な野党再編となる。28日の衆院解散を受け、前原氏は同日に開く党両院議員総会で正式に提案する。

民進党の看板(写真左)と前原代表

民進党の看板(写真左)と前原代表

前原氏は27日、党幹部らと相次ぎ会い、希望の党との選挙協力を巡って協議した。22日投開票の衆院選は、民進党から出馬予定だった候補が希望の党の公認候補として戦うことを想定している。民進党を離党するか、党籍を残したまま希望の公認を得る案がある。

前原氏はかねて「選挙区で与野党が一対一になる構図が必要だ」との認識を示していた。

前原氏の立場に関しては民進党代表にとどまり、無所属で出馬する案も検討している。

前原氏は26日夜に小池氏と合流を巡って協議。これに先立ち最大の支持団体、連合の神津里季生会長とも会談した。小沢一郎氏が率いる自由党との合流も検討中だ。前原氏は27日、仙台市の会合で「これから我々が歴史をつくっていく。そのための努力をする。この選挙で安倍政権を終わらせる」と訴えた。

民進党内には参院を中心に、小池氏や小沢氏との連携に慎重論も残っている。同党参院議員は27日夜に緊急で集まり、希望との合流を巡って意見交換したが、結論は出なかった。

小池氏は27日夜のNHK番組で、安倍政権に対する姿勢について「有権者にはどちらか選んでいただかないといけない。違いも明確に出しつつ、様々な新しい政策を打ち出す」と語った。

その上で「総選挙である限りは、めざしていくのは政権を担うところまで行かないといけない」と訴えた。BSフジ番組では、現時点で擁立できる候補者について「かなりの規模だ。3桁はいく」と強調した。

希望の党は同日、都内のホテルで記者会見を開き、党の基本方針となる綱領を発表した。記者会見には現職の国会議員として衆院11人、参院3人の計14人が出席した。

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