2019年4月23日(火)

17年度予算が成立、過去最大の97兆4547億円

2017/3/27 19:54
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2017年度予算が27日、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計の歳出総額は97兆4547億円と5年連続で過去最大を更新。高齢化で医療や介護など社会保障費が膨らみ、防衛関係費も過去最大の5兆1251億円になった。安倍晋三首相は国会内で記者団に「経済の好循環を力強く回し、デフレからの脱出速度を上げていきたい」と語った。

参院本会議で17年度予算が可決、成立し、一礼する安倍首相ら(27日午後)

参院本会議で17年度予算が可決、成立し、一礼する安倍首相ら(27日午後)

27日の予算成立は12年に第2次安倍政権が発足して以降、14年度予算に次ぐ早さ。2月27日に衆院を通過。憲法の衆院優越規定で、参院が議決しなくても参院送付から30日後に自然成立する期限が28日に迫っていた。

17年度予算は16年度当初予算と比べ7329億円増えた。歳出の3割超を占める社会保障費が16年度比で4997億円増え、32兆4735億円になった。社会保障費の伸びを年平均5000億円に抑える政府目標は達成したが、高齢化の進展で医療は2.0%増の11兆5010億円、年金は1.5%増の11兆4831億円にそれぞれ膨らんだ。

防衛関係費も16年度より1.4%(710億円)増えた。増額は5年連続。北朝鮮の弾道ミサイル発射や東シナ海での中国との緊張関係を背景に、自衛隊の艦艇や航空機などの修繕費、装備品の購入費が膨らんだ。

税収は57兆7120億円と見積もった。景気の足踏みを反映し、1080億円増にとどまる。一方で、税外収入は16年度から6871億円多い5兆3729億円。外国為替資金特別会計から歳入への繰入額を8583億円増やした。新規国債発行額は16年度より622億円少ない34兆3698億円で、7年連続で減った。減額は税外収入の活用によるところが大きく、減額幅は第2次安倍政権発足後で最も小さくなった。

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