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原子力や医療で協力 日カザフ首脳会談

【アスタナ=福岡幸太郎】安倍晋三首相は27日、カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談し、経済分野での協力関係の強化を盛り込んだ共同声明をまとめた。原子力の平和利用や人材育成、医療分野などで協力を進める。

日本はカザフスタンが建設を予定する原子力発電所の受注を目指しており、トップセールスで交渉を進められるかが焦点だった。首相は会談後の共同記者会見で「原発建設について、その実現に向けて協力関係を強化していくことを確認した」と述べた。

ナザルバエフ大統領は会談で、原発建設に関して「場所や規模を議論中だ。(日本は)安全面でも豊富な経験と実績があり、日本の原子炉技術への関心は高い」と述べた。

人材育成では高等専門学校などの日本式工学教育を活用して協力を進めることを確認した。医療分野でカザフスタンが日本式の診断センターを設立し、日本が協力することで一致した。

ロシア情勢を巡り、ナザルバエフ大統領が「ロシアにとって欧州連合(EU)の制裁解除が重要だ」と指摘した。首相は「日本も制裁しているが、どこかで出口は見つける必要がある。この問題の解決に積極的に貢献したい」と強調した。

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