就活ルール再変更「躊躇すべきでない」 経団連会長

2015/10/27付
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経団連の榊原定征会長は27日の記者会見で、就職活動のルールをめぐって「朝令暮改との批判があっても変えるべきだと思っている。躊躇(ちゅうちょ)すべきでない」と強調し、ルールの再見直しへ結論を急ぐ考えを示した。面接など企業による選考解禁は今年、4月から8月に変わった。経団連は再び見直して、来年からは6月へ2カ月前倒しする方向で調整に入っている。

選考解禁が8月になったことで、ルールに従わず春先に内々定を出す企業が相次いだほか、就活が長くなったことへの批判が多い。榊原氏は「特に学生側の負担が大きかった」とし、多くの問題が出てきた以上、ルールの再変更は不可欠だと強調した。

ルール変更で、会社説明会の解禁は大学3年の12月から翌3月に変わった。榊原氏は「3年生の間は学業に専念できる環境をつくってほしいという要望に応えたもので、私が知る限り評価の声はある」と強調。この部分は動かさず、来年も維持する方針を示した。

経団連は11月9日に予定する会長・副会長会議で詰めの議論に入る。政府内でも関係府省と企業などによる検証作業が始まるが、新ルールは「経済界が最終的に決める」とした。

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