野党、「邦人人質」は全面協力 国会運営に苦慮

2015/1/26付
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与野党は26日、中東の過激派「イスラム国」によるとみられる邦人人質事件を巡り、政府が対応に万全を期すため安倍晋三首相や関係閣僚の国会出席を柔軟にできるようにすると申し合わせた。事件が長期化すれば国会運営に影を落とす可能性がある。野党も当面は事件への政府対応の追及を控える構えで、反転攻勢を狙う国会の冒頭から対応にジレンマを抱える。

民主党の枝野幸男幹事長は26日の記者会見で「懸命に努力している政府を後押しする」と強調。政府の対応については「いいとか悪いとか評価するのは結果的に足を引っ張ることになりかねない」と発言を控えた。維新の党の江田憲司代表も代議士会で「安倍政権に全面協力する」と語った。

共産党の池内沙織衆院議員は25日にツイッターで「『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーのよう」と安倍政権の対応を非難。これには批判のコメントが相次ぎ、同日中に「今の時期に不適切」として削除した。志位和夫委員長も「今ああいう形で発信することは不適切」と異例の苦言を呈した。民主党幹部は26日「野党といえども事件が落ち着くまではギリギリ追及してはいけない」と語った。

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