大阪3市長選、維新系全敗 27日に都構想住民投票告示

2015/4/26付
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26日投開票の大阪府内の3つの市長選で、地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)が推薦した候補が、自民党など推薦の候補にいずれも敗れた。27日には維新が推進する「大阪都構想」の是非を問う住民投票(5月17日投開票)が告示される。大阪市に隣接する2市を含む3市長選の敗北で維新は出ばなをくじかれた形だ。

維新推薦で敗れたのは吹田市の現職と寝屋川市の新人、次世代の党とともに推薦した八尾市の新人。吹田は自民、公明両党が推薦した新人が勝った。八尾は松井一郎・維新幹事長(大阪府知事)の地元だが、自公や民主党、社民党が推す現職が勝利。寝屋川は自民が推す新人が制した。

都構想の住民投票は大阪市内の有権者が対象で、4月2日時点で約214万人。2012年に成立した大都市地域特別区設置法に基づき実施されるため、投票率に関係なく、結果は法的拘束力を持つ。賛成票が反対票を上回れば17年4月1日に大阪市は廃止され、5つの特別区に移行する。インフラ整備など広域行政は府に集約する。

都構想について自民、民主、公明、共産は反対している。住民投票の結果は、大都市制度のあり方を巡る各地の議論の契機になるほか、来年夏の参院選での橋下氏の国政進出の可能性や野党再編など国政にも一定の影響が及ぶとみられる。

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