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三井住友銀、タカタにつなぎ融資枠250億円 再生法申請受け

三井住友銀行は26日午前、東京地裁に民事再生法の適用を申請したタカタに対し、当面の運転資金として250億円を上限とする融資枠を設けたと発表した。企業が法的整理の手続きに入ると、信用不安から仕入れなどの取引では、現金決済を求められる可能性が高まる。融資枠を設定してタカタの資金繰りを支えることにした。

今回の融資は「DIPファイナンス」と呼ばれ、企業が法的手続きに入った後でも、営業を続けるための運転資金を提供するものだ。三井住友銀はタカタと長年にわたる取引がある主力行で、タカタの売掛債権を担保に同行単独で融資枠を設ける。

帝国データバンクによると、タカタと取引のある下請けは全国に約570社。信用不安が広がると部材の調達が難しくなり、製品の安定供給に支障が生じかねない。主力行として必要な運転資金を融資することで下請けの不安を解消し、タカタが今後も事業を続けるための環境を整える。

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