2019年1月24日(木)

岡田氏、民主代表選に出馬表明 細野氏との対決軸に

2014/12/26付
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民主党の岡田克也代表代行は25日、党本部で記者会見し「民主党を何が何でも立て直していく先頭に立たなければいけない」と述べ、来年1月の代表選に立候補する意向を表明した。すでに表明済みの細野豪志元幹事長とともに、有力な2候補が出そろった。出馬が取り沙汰されていた前原誠司元代表は立候補を見送った。各陣営の支持固めの動きが激しさを増している。

岡田氏は記者会見で「政権交代可能な政党をつくる」と繰り返した。政権交代ができるシステムを築くことが、1993年に自民党を飛び出して以来の信念だと強調。「民主党にとって、政権をめざせる政党になるラストチャンスだ」と訴えた。

代表選の争点については「維新の党との関係が論点なのは間違いない」と述べた。国会での共闘や選挙区の候補者調整には積極的な姿勢を示したが、政党間の再編には「他党と合併するのは考え方の違いが克服されないと難しい」と否定的で、衆院選前に野党再編論を唱えた細野氏との違いを鮮明にさせた。

政策の優先課題については「政治家として取り組まなければならないのは人口減少と巨額の累積債務の問題だ」と述べた。岡田、細野両氏は今後、重点政策を発表する予定だが、岡田氏自身が周囲に「細野氏との違いはあまりない」と語るように、経済政策や安全保障政策で大きな差はないとみられる。

岡田氏は党内の特定のグループに属していない。枝野幸男幹事長や安住淳国会対策委員長代理、野田佳彦前首相を中心に、野党再編に慎重な議員や、党内のリベラル系議員らの支持を取り付けたい考えだ。

細野氏は25日、保守系議員を軸に党内の支持獲得を急いだ。都内のホテルに国会議員と地方議員あわせて約30人を集めて協力を要請。羽田雄一郎参院幹事長は「応援したい」と表明した。長島昭久元防衛副大臣や馬淵澄夫選挙対策委員長らも細野氏を推す方向だ。

一方、立候補を模索してきた前原氏は25日に「党再建への思いは強いが、自分の時流、タイミングではない」と不出馬を表明した。同じ京大卒で後輩にあたる細野氏が前原氏に支持を働きかけている。

24日に出馬への意欲を表明した蓮舫元行政刷新相や、長妻昭元厚生労働相は出馬に必要な20人の推薦人集めを進めている。

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