復興相「震災、東北でよかった」 与党から辞任論も
発言は撤回・陳謝

2017/4/25 18:57 (2017/4/25 21:03更新)
保存
共有
印刷
その他

今村雅弘復興相は25日、都内で開いた自民党二階派の政治資金パーティーで講演し、東日本大震災の被害について「まだ東北、あっちの方でよかった。首都圏あたりだと莫大、甚大だったと思う」と語った。この後、記者団に発言を取り消す考えを示した。安倍晋三首相も同パーティーで「東北の方々を傷つける極めて不適切な発言があった。おわび申し上げる」と陳謝した。

公明党の大口善徳国会対策委員長は国会内で記者団に「言語道断で、許しがたい」と指摘。出処進退については「すべきだ」と述べ、自発的な辞任を促した。自民党の竹下亘国対委員長に今村氏の発言について電話で抗議したことも明らかにした。

今村氏は今月、東京電力福島第1原子力発電所事故の自主避難者の帰還を「自己責任」と発言したほか、記者の質問に腹を立て「出ていきなさい」と怒鳴り問題になったばかりだった。2度目の失言で辞任は不可避との見方が出ている。

民進党の福山哲郎幹事長代理は25日、国会内で記者団に「復興相としてあるまじき発言で言語道断だ。即刻辞任してもらうしかない」と語り、辞任すべきだとの考えを明らかにした。日本維新の会の遠藤敬国会対策委員長は「到底容認できる発言ではない。政府・与党に対し、大臣の辞任を求めていく」と述べた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]