中国空母が西太平洋に進出 宮古海峡を通過
防衛省発表

2016/12/25 19:26
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防衛省は25日、中国海軍の空母「遼寧」を中心とした艦隊が同日午前10時ごろ沖縄県の沖縄本島と宮古島の間に位置する宮古海峡を通過し、西太平洋に進出したと発表した。空母とともに航行したフリゲート艦から哨戒ヘリコプターが発艦し、宮古島の領空まで約10キロの地点まで接近し、航空自衛隊の航空機が緊急発進(スクランブル)した。

自衛隊が確認した中国の空母「遼寧」=統合幕僚監部提供

自衛隊が確認した中国の空母「遼寧」=統合幕僚監部提供

空母はクズネツォフ級の「遼寧」で、ウクライナから購入し改修した。中国初の空母だ。中国海軍は遼寧を中心とする艦隊が西太平洋で訓練すると発表しており、23~24日には黄海や東シナ海で空中給油や戦術に関する訓練を実施した。

中国は日本列島から沖縄、台湾、フィリピンをつなぐ防衛ラインを「第1列島線」と位置付ける。空母が第一列島線を越えたのは中国への対抗姿勢を見せるトランプ次期米政権を意識した動きとみられ、日本の南西諸島周辺での緊張も高まる可能性がある。

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