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吉田調書、9月の早い時期に公開 官房長官が発表

菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所事故をめぐり、政府事故調査・検証委員会が、事故発生当時に所長として現場を指揮した故・吉田昌郎氏から聴取した記録を公開すると発表した。公表を望まないとする吉田氏本人の上申書を踏まえ、政府は非公開の立場をとっていたが方針を転換し、9月の早い時期に開示する。

菅長官は公表に踏み切る理由について「記録の一部のみを断片的に取り上げた記事が複数の新聞に掲載され『独り歩き』との本人の懸念がすでに顕在化している」と指摘した。「このまま非公開とすることで、かえって本人の遺志に反する結果となる。状況の変化や上申書の趣旨を踏まえれば、記録を公表しても差し支えない状況になりつつある」と語った。

吉田氏の第三者への評価に関する発言は非公開とする方針。菅長官は遺族の同意の有無に関してはコメントを控えたうえで「政府の判断でやりたい」と強調した。

政府は、東電福島第1原発事故に関する政府事故調査・検証委員会がヒアリングした約770人の聴取結果の公表の可否について、6月から個別に意向確認を始めた。同意が得られれば順次、内閣官房のホームページ上で公開する。意向確認は年内にも終える方針だ。

吉田氏の聴取記録を巡っては一部報道で明らかになったほか、市民グループも国に開示を求める訴訟を起こしている。

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