2018年1月22日(月)

日米首脳、北朝鮮に自制要求で一致 電話協議

2017/4/24 10:05 (2017/4/24 13:50更新)
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 トランプ米大統領は24日、安倍晋三首相、習近平中国国家主席と相次いで電話協議した。北朝鮮が25日の朝鮮人民軍創建85年などに合わせ、6回目の核実験や弾道ミサイルの発射などの挑発行動に踏み切る可能性があるなか、トランプ氏と安倍首相は北朝鮮に強く自制を求めることで一致。北朝鮮に影響力を持つ中国にさらに大きな役割を果たすよう働きかける方針も確認した。

トランプ米大統領との電話協議を終え、記者の質問に答える安倍首相(24日午前、首相官邸)

トランプ米大統領との電話協議を終え、記者の質問に答える安倍首相(24日午前、首相官邸)

 トランプ氏と首相は24日午前、約30分間、電話協議した。首相はこの後、首相官邸で記者団に「トランプ大統領と北朝鮮情勢について突っ込んだ意見交換を行った。すべての選択肢がテーブルにあることを言葉と行動で示す大統領の姿勢を高く評価した」と強調した。

 そのうえで「北朝鮮の核・ミサイル問題は国際社会にとどまらず、日本にとって極めて重大な安全保障上の脅威だ」と高度な警戒監視体制を維持する方針を表明。「日本として毅然と対応していく」と語った。

 両首脳は、朝鮮半島に向かう米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする打撃群と海上自衛隊の護衛艦2隻が23日から西太平洋で共同訓練を始めたことも踏まえ、緊密に連携をとることも申し合わせた。日米両首脳の電話協議は9日以来で今月に入り3回目となる。

 中国国営の中央テレビによると、習国家主席はトランプ大統領との電話で、核・ミサイル開発をやめない北朝鮮への対応について意見交換した。習主席は「国連決議に反する行為に断固として反対する。米国を含む関係各国とともに朝鮮半島および北東アジア、世界の平和のために努力したい」と語った。

 日米は北朝鮮の挑発行動を警戒し、空母「カール・ビンソン」と海自の共同訓練を始めるなど北朝鮮への圧力を強めている。北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は「朝鮮半島で核戦争を起こそうとする宣戦布告も同然だ」と反発している。

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