2018年7月19日(木)

川内原発再稼働ずれ込み 規制委、九電の準備不足指摘

2015/4/23付
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 九州電力は23日、川内原子力発電所1号機(鹿児島県)の再稼働に向けた工程を原子力規制委員会に報告した。7月上旬の再稼働を目指してきたが、同月中旬にずれ込むとの見通しを示した。規制委側からは九電の準備不足を指摘する声も上がっており、再稼働がさらに遅れる可能性がある。

 川内1号機は3月から再稼働前の最終手続きである「使用前検査」に入っている。規制委が現地で設備を確認し、問題がなければ原子炉を起動できる。九電は7月上旬に再稼働させる方針だったが、検査への対応に手間取っている。

 23日に明らかにした工程では、6月に原子炉に核燃料を入れて7月中旬に再稼働する見通しを示した。これに対し、規制委の更田豊志委員長代理は「工程に現実性があるとは思えない」と指摘、さらに遅れる可能性を示唆した。九電は改めて計画を精査する。

 川内原発を巡っては、22日に鹿児島地裁が運転差し止めを求める住民らの仮処分の申し立てを却下した。再稼働へのハードルはほぼなくなったが、実際に運転する体制を整えるのに時間がかかっている。

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