2018年9月19日(水)

大病院「門前薬局」を「かかりつけ」に 厚労省がビジョン

2015/10/23付
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 厚生労働省は23日、薬局の将来像を示す「薬局ビジョン」をまとめた。大病院の処方箋に依存する「門前薬局」を、複数の医療機関の処方箋を扱う「かかりつけ薬局」に変えることが柱だ。(1)患者の全ての服用薬を一元的に把握する(2)医師の過剰投薬や危険な飲み合わせを監視する(3)24時間対応や患者宅への訪問に取り組む、という3つの役割を求める。

 厚労省は2016年度以降の診療報酬改定で、大病院前に並ぶ門前薬局の収入を減らし、患者に身近なかかりつけ薬局の収入を増やす方針。3つの役割が報酬増を認める要件のたたき台になる可能性が高い。大病院依存の経営から抜け出せば、医師の過剰投薬や重複投薬を監視しやすくなり、医療費の抑制にもつながる。長期的な課題としては門前薬局に対し、建て替えなどを機に大病院前からの移転を促す。

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