2019年2月19日(火)

首相、衆院選公約調整を指示 25日に解散表明
自民政調会長に

2017/9/23 20:18
保存
共有
印刷
その他

安倍晋三首相は23日、都内の私邸で自民党の岸田文雄政調会長と会い、衆院選の公約づくりに向けた党内調整を指示した。首相は25日に開く記者会見で、臨時国会冒頭の28日に衆院を解散すると表明する。各党は「10月10日公示、22日投開票」へ準備を進めた。

米国から帰国した安倍首相(22日深夜、羽田空港)=共同

自民党の公約には、2019年10月の消費税率10%への引き上げによる増収分の一部を教育の充実などに充てる内容を盛り込むが、党内からは異論も出ている。憲法9条への自衛隊明記にも、さらなる党内論議を求める声がある。首相は岸田氏に「党でよく擦り合わせてほしい」と求めた。

自民党は26日に政調会長代理や各政策分野を担当する部会長らを集めた会合を開き、30日には全国幹事長会議で骨子を示して議論する。

消費増税の使途変更について、二階俊博幹事長は23日、和歌山市で記者会見し「(党内は)すぐにまとまる」と自信をみせた。変更に慎重な厚労族議員らが納得する表現ぶりが焦点になる。

首相は23日、菅義偉官房長官とも協議した。衆院選対応や記者会見の内容などを詰めたとみられる。25日は記者会見に先立つ経済財政諮問会議で、消費増税の増収分を教育や子育て支援に充てる方針を打ち出す。この後、自民党の臨時役員会や公明党の山口那津男代表との会談で臨時国会冒頭での衆院解散を伝える。

衆院選の候補者選定も進む。自民党は28日にも第1次の公認候補を発表する予定だ。

野党は小池百合子東京都知事側近の若狭勝衆院議員らが進める新党結成の動きのほか、共産党を含めた野党共闘が焦点になっている。

共産党の志位和夫委員長は23日、衆院選での野党共闘について「お互いに譲り合って接戦区を中心に与野党1対1の対決構図が作られるような選挙区を広げていく」と述べた。野党候補が乱立して共倒れになるのを防ぐため、民進、共産、自由、社民4党による候補者の一本化が必要との認識を示した。都内で記者団の質問に答えた。

共産党は全国に289ある小選挙区のうち263で候補者を内定済み。そのうち15を「必勝区」と位置づけるが、他の野党と競合する選挙区もある。志位氏は必勝区の候補者取り下げには否定的な考えを示す一方、残りの選挙区は「お互いの譲り合いが必要だ。そこに踏み込んで具体化していきたい」と語り、他の野党に歩み寄りを促した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報