2018年7月22日(日)

日本の1人あたりGDP、OECD加盟国で20位
15年9.6%減

2016/12/22 19:00
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 内閣府が22日発表した国民経済計算確報によると、2015年の日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)はドル換算で前年比9.6%減の3万4522ドルとなった。経済協力開発機構(OECD)加盟国35カ国での国際順位は前年より1つ下がり、20位となった。円安が進みドル換算で目減りし、比較可能な1994年以降では最も低い順位となった。

 1人当たり名目GDPは国や地域の生産性の高さの目安とされる。ドル換算で前年を下回るのは3年連続。円建てでは前年比3.4%増え、94年以降で最も高い伸びを示した。だが、円の対ドル相場が12.5%下落したため「ドルで付加価値を生む力」が目減りした。

 日本は2000年に2位になったが、その後は順位が下がっている。15年は主要7カ国(G7)で、イタリアに次ぐ低さだった。15年の名目GDPは4兆3836億ドルと、世界3位は変わらない。だが世界に占める比率は5.9%と、20年前の4割弱に縮まった。

 GDP統計は今月8日発表の今年7~9月期の改定値から、推計方法を切り替えた。昨年12月に公表した14年の1人当たり名目GDPはOECD加盟国の中で20位だったが、推計方法を見直した結果、14年の順位は19位に繰り上がった。

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