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民主新執行部、安保法制が最初のハードル

民主党は22日の両院議員総会で党役員人事を了承した。岡田克也代表は代表選で競り合った細野豪志氏を政調会長に起用するなど「党内融和」に腐心した。ただ、安全保障分野など政策を巡る党内の溝は深い。政府が安保関連法案を提出する26日召集の通常国会での対応が、新体制の最初のハードルとなる。

岡田氏は両院総会で、自ら練った役員人事を「『オール民主』を体現する人事ができた」と自賛した。代表選の1回目投票で岡田氏を上回り、処遇が注目されていた細野氏は、政策のとりまとめ責任者となる政調会長に就いた。

細野氏には早速、試練が待ち受ける。民主党は集団的自衛権の行使を認めた政府の閣議決定には反対だが、行使そのものの賛否については棚上げ状態だ。保守派の細野氏は安全保障基本法の制定など持論を封じ、党内のリベラル勢力にも配慮した見解をまとめる必要がある。岡田氏は22日の記者会見で「党内の議論を尽くさなければならない」と注文を付けた。

党運営や選挙実務の要には距離の近い顔ぶれをそろえた。民主党政権の要職を担った枝野幸男幹事長や玄葉光一郎選対委員長とは強い信頼関係がある。野田佳彦前首相は、役員室長に側近の近藤洋介氏を送り込んだ。代表選出馬をあきらめて岡田氏支持に回った蓮舫代表代行は「論功行賞」と目されている。

野党第2党の維新の党との選挙連携などは、良好な関係を築く岡田氏と江田憲司代表が直接、話をするとみられる。ただ、江田氏は22日の会見で「5月の大阪都構想の住民投票までは、維新カラーを前面に出して基盤固めに専念する」と語った。当面はベテランで他党からの信頼も厚い高木義明国対委員長と、岡田氏側近の安住淳国対委員長代理が国会での野党共闘を探る。

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