2019年5月27日(月)

初婚・初産年齢、30年で4歳上昇 少子化白書

2015/6/22 9:33 (2015/6/22 10:22更新)
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政府は22日の閣議で2015年版「少子化社会対策白書」を決定した。女性の平均初婚年齢は13年時点で29.3歳、第1子出産時の平均年齢は30.4歳といずれも1980年からの30年間あまりで約4歳上昇。若年層の所得の伸び悩みや出産後の女性の就労継続が厳しい状況が晩婚化・晩産化の背景にあると指摘した。

内閣府が2014年度実施の意識調査も紹介した。未婚で恋人がいない20~30歳代の男女に恋人が欲しいか尋ねると「欲しくない」が全体の37.6%を占めた。交際する上での不安を複数回答で聞くと「そもそも出会いの場所がない」が55.5%で最も高く、「自分は魅力がないのではないかと思う」が34.2%で続いた。

20~30歳代の未婚・既婚の男女全体に対し子育ての不安要素を複数回答で尋ねると63.9%が「経済的にやっていけるか」を挙げ、「仕事をしながら子育てするのが大変そう」が次いで51.1%だった。

白書では3月に5年ぶりに改定した新たな「少子化社会対策大綱」についても触れ、若い年齢での結婚・出産の希望を実現するための環境整備や3人以上の子どもがいる世帯への配慮など今後の政策の方向性を紹介した。学校で妊娠や出産に関する教育を充実させることの必要性も強調した。

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