2019年1月22日(火)

野党は辞任要求、政権中枢を直撃 甘利氏の金銭授受疑惑

2016/1/22 2:00
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甘利明経済財政・再生相に持ち上がった疑惑は安倍政権の中枢を直撃した。甘利氏は2012年12月の第2次安倍政権発足時から経済政策「アベノミクス」の司令塔役を務めており、環太平洋経済連携協定(TPP)から経済財政諮問会議の運営まで幅広く重責を担っている。「首相の盟友で信頼が厚い。政権への打撃は大きい」(閣僚経験者)という声は多い。

安倍晋三首相は21日の参院決算委員会で「甘利氏はしっかり説明責任を果たしていくと明確に述べている」と表明。菅義偉官房長官は記者会見で2月4日にニュージーランドで開くTPP署名式に甘利氏が出席すると述べた。首相周辺は「TPPは甘利さんだからまとめられた。守るのは当然だ」と語った。

民主党の岡田克也代表は21日の党代議士会で「本人の説明も重要だが、首相の任命責任をしっかりとただしていく」と強調。蓮舫代表代行は記者会見で「閣僚辞職だけでなく、議員の立場も問われる」と批判した。維新の党の松野頼久代表は記者会見で「決断されるのは早い方がいい」と早期辞任を求めた。

民主、共産、維新、おおさか維新の野党4党は21日、甘利氏が22日午後の衆院本会議で経済演説に臨む前に、自身の金銭授受について説明責任を果たすよう、河村建夫衆院議院運営委員長に申し入れた。

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