2019年1月20日(日)

公的年金運用、日本株買い増しを 伊藤・政策研究大教授

2014/10/21 20:08
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伊藤隆敏政策研究大学院大教授は21日に日本記者クラブで会見した。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)について、「長い期間で考えれば、国債よりも株の方が利回りが高い」として国内株の運用を増やすよう求めた。外国株の大幅積み増しは「専門性が必要で、為替リスクもある」と慎重な姿勢を見せた。

伊藤氏は約120兆円のうち30兆円を年金の支払いに備えて国債で運用し、残りの90兆円を「国債より利回りが高いものにあてるべきだ」と述べた。

伊藤氏は昨年、政府の有識者会議の座長としてGPIFの改革提言をまとめた。かねて日本株の比率の目安を現在の12%から最大25%に高めることを訴えており、市場は発言を材料視している。

塩崎恭久厚生労働相は21日午前の記者会見でGPIFが日本株の目安を20%台半ばまで引き上げるとの報道について「全く知らない」としたうえで、「有識者会議(の提言)や成長戦略にのっとってGPIFに議論してもらっている」と述べた。ただ、市場は大臣が株買い増しに消極的な姿勢を示したと受け取り、同日の日経平均株価は306円安の1万4804円と、1万5千円を下回った。

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