「規制委の判断、尊重すべき」 経団連会長が仮処分決定に反論
経団連の榊原定征会長は20日の記者会見で、関西電力高浜原子力発電所3、4号機の再稼働を認めなかった福井地裁の仮処分決定に関し「日本の原発の新しい規制基準は世界で最も厳しいレベルだ。一般論で言えば、原子力規制委員会による高度で科学的な判断が尊重されるべきだ」と述べ、仮処分決定に反論した。
榊原氏は関電などの今後の対応を見守る姿勢を示しながらも、原発を動かす判断は行政庁に委ねるべきだとしたかつての最高裁判決にも触れ「最高裁の判断が尊重されるべきだ」と強調した。
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