無関係の商標出願に対策 特許庁、却下待たず次の審査
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タレントのピコ太郎さんの「PPAP」など、当事者とは関係のない第三者による商標出願が相次いでいるのを受け、特許庁が対策を打ち出す。現行制度では先願者の申請が却下されるのを待つ必要があるが、今後は却下を待たずに審査を始める。問題のある出願で実際に商標を活用する企業などが不利にならないようにする狙い。
21日に公表し、同日から運用を始める。これまでの運用では、申請却下を待つため、登録まで最大で通常の...
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