日米欧で自由貿易推進 日独首脳会談

2017/3/20 20:18 (2017/3/20 21:59更新)
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 【ハノーバー=三木理恵子、八十島綾平】安倍晋三首相は20日昼(日本時間20日夜)、ドイツのメルケル首相とハノーバーで会談した。保護主義台頭への懸念が強まる中、日本と欧州がトランプ米政権も交えて、自由貿易を推進していく重要性で一致。日米欧を含む主要7カ国(G7)や主要20カ国・地域(G20)での連携を確認した。

国際情報通信技術見本市のオープニングイベントであいさつを終え、ドイツのメルケル首相と握手する安倍首相(20日、ドイツ・ハノーバー)=共同
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国際情報通信技術見本市のオープニングイベントであいさつを終え、ドイツのメルケル首相と握手する安倍首相(20日、ドイツ・ハノーバー)=共同

 両政府は首脳会談にあわせ、あらゆるモノがネットにつながるIoT分野の国際標準規格づくりを主導することなどを柱とした「ハノーバー宣言」にも署名。ドイツは国際規格の策定で最も強い影響力を持ち、日本企業の技術を海外展開しやすくする狙いがある。

 首脳会談は昼食会の形で約90分間開いた。安倍首相は会談後の共同記者会見で「メルケル氏と自由で開かれた国際秩序こそが平和と繁栄の礎であるという点で一致した」と強調。「日欧が米国とともに協力して自由貿易の旗を高く掲げ続けなければならない」と語った。メルケル氏は「自由通商を障壁のない形で行うのが両国にとり非常に重要だ」と指摘した。

 両首脳は日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の早期大筋合意を目指す方針を確認。安倍首相は共同記者会見で「日EU・EPA交渉の妥結が世界に発する象徴的なメッセージになる」と訴えた。

 国際・地域情勢に関しては、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の脅威が新たな段階にあるとの認識で一致。メルケル氏は「対北朝鮮では協調してやっていかなければいけない。地域のみならず、アジアを越える形の脅威だからだ」と述べた。

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