日本の調査捕鯨再開、IWC委は両論併記 追加調査求める
日本政府が今冬の再開を目指す南極海での調査捕鯨について、国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会は19日に公表した報告書で「正当化されない」とする意見と「(捕鯨を)延期する理由はない」とする意見を両論併記した。
5月22日~6月3日に米サンディエゴで開いた同委員会の議論をまとめた。日本が捕鯨計画案でクロミンククジラ333頭の捕獲数を掲げていることについては科学的合理性に欠けるとし、追加調査を求めた。記者会見した森下丈二IWC日本政府代表は「誠意をもって対応する」と話した。
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