2017年12月11日(月)

日米、貿易ルールを協議 経産相・商務長官、エネで協力

2017/4/18 11:55
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 日米両政府は18日午後、都内で経済対話の初会合を開く。対話に先立ち世耕弘成経済産業相は同日午前、ロス米商務長官と会談した。貿易ルールやエネルギー、サイバーセキュリティー分野での協力を協議。対中国の貿易問題も話し合う。安倍晋三首相はペンス米副大統領と会い、北朝鮮情勢への対応を議論する。

 世耕氏とロス氏の会談は18日午前10時から経産省で始まった。日本側は貿易担当閣僚の会談と経済対話を分離し、対話本体の議論が貿易問題に集中するのを避ける。

 世耕氏はロス氏との会談の冒頭「麻生、ペンス両氏の指示を受け、実務的な協議をする。スピーディーかつ行動重視で進めたい」と語った。世耕、ロス両氏は会談でアジア太平洋地域での貿易ルールの形成に向けて双方が考え方を説明する。

 米国は3月、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に向けた基本的方針を公表した。知的財産の保護や電子商取引の促進、労働者の権利保護など次世代型貿易ルールの必要性を強調している。

 日本側はそうした貿易ルールづくりには多国間の枠組みが有効だとの立場。米国側が望む日米2国間の自由貿易協定(FTA)交渉には慎重だ。米国が離脱表明した環太平洋経済連携協定(TPP)を念頭に多国間の枠組みについて再考を促す。

 対中貿易では中国製品の安売りに対して日米共同で世界貿易機関(WTO)に中国を提訴するなど、日本側から連携策を提案する見通し。経産省は協調に向けて訴訟の司令塔ポストの新設など組織体制の見直しも進める。

 会談では貿易の枠組み以外にも2国間の協力を申し合わせる。サイバーセキュリティー分野では、電気ガス水道などインフラや工場などへのサイバー攻撃への対処や専門人材の育成で協調を確認する。

 エネルギー分野では再生可能エネルギーの促進のほか、米国産シェールガスのアジアでの輸入拡大を議論する。ロス氏は貿易赤字削減を「自分に課せられた最大の仕事」としており、具体的な削減策を求める可能性もある。

 菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、首相とペンス氏との会談に関して北朝鮮情勢も話し合うと指摘した。北朝鮮問題に関して「わが国の考え方を伝え、日米間で政策を擦り合わせたい」と述べた。

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