原発事故時の住民避難「九州新幹線活用を」 薩摩川内市長

2014/8/18付
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鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は18日の記者会見で、九州電力川内原子力発電所(同市)で再稼働後に重大事故が発生した場合、住民避難のために九州新幹線を利用できるよう、九州旅客鉄道(JR九州)に、鹿児島県と共同で協定締結を申し入れる考えを明らかにした。

市長は「住民を大量に速く(安全な場所に)運べるというメリットがある」と強調した。JR九州への正式な申し入れの時期については「(県と薩摩川内市が)再稼働を最終判断した後」と述べた。新幹線の川内駅は川内原発から十数キロに位置する。

また原発の再稼働の国の政治判断については「エネルギー基本計画は国が責任を持って対処すると示してある」と述べ、求めない考えを示した。

鹿児島県の伊藤祐一郎知事が再稼働の必要性を文書で示してほしいと国に要請し、国も応じると約束した点について「知事が国からちゃんと一筆取るというのは大事なこと。一番いいのは『全面的に国が責任を持つ』ことを文書に記すことだ」と語った。

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