政府、クールジャパン戦略決定 食の大学院創設など

2015/6/17付
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政府は17日、日本文化や食を広く海外に発信するため「クールジャパン戦略」を決定した。食、デザイン、地方・観光、コンテンツの4分野で民間主導の計画を政府が支援する。外国人観光客を増やし、日本の食や商品の販売を拡大させる狙いで、「食の大学院」の創設などに取り組む。月内にまとめる政府の成長戦略に盛り込む。

官民で設立したファンド「クールジャパン機構」が民間の事業者に出資して支援する仕組み。夏をメドに具体的な出資先を決める方針で、今回の戦略には既に準備段階にある事業を盛り込んだ。

食の分野では、海外の主要都市で日本食が楽しめる市場を整備する。現地で食材の入手や食事ができる環境をつくり、日本食ファンや訪日観光客の増加につなげたい考え。東京には「食の大学院」を創設する。海外での料理店開業を目指す人材を育て、日本食の正しいブランドイメージも世界に広げていく狙いだ。

コンテンツの支援は音楽が柱。邦楽を海外で売り出すため、海外のメディアや事業者と交渉するエージェント(代理)組織を設立する。地方・観光分野では地方の特産品を発掘し、海外進出を手助けする機関をつくる。

官民の協力をさらに広げるため、現行の有識者会議「クールジャパン戦略推進会議」とは別に、様々な業種の企業などが先進事例を共有する会議も今年度中に設置する。

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