みずほ、男性の育休取得率100%に 18年度目標
みずほフィナンシャルグループは2018年度に男性の育児休業の取得率を100%にする。現在は出産から満2歳までの間に申請すれば男女問わず育休を取得でき、生後8週間までは5日間まで有給扱いとしている。ただ取得率は15年度で1.5%と低迷しており、在宅勤務なども進め子育てしやすくする。
みずほは17日、新たな人材運営施策を公表。育休取得を事実上義務付ける目標を設けた。
女性や外国人の働きやすさも高める。16年3月時点で20%だった国内の女性管理職(係長相当職以上)比率は19年7月に政府目標(25%)を上回る30%に増やす。海外拠点で採用した外国人の管理職比率は32%から50%とする。性的少数者(LGBT)には相談窓口を設ける。
人事評価も見直し「失敗体験からの学び」を評価に加え、支店長など重要ポストに30歳代の若手を登用する。40歳代から経営層や各分野のリーダーを育成するプログラムも始める。
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