働き方改革、労使で協議 春季交渉へ経団連指針
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経団連は17日、春季労使交渉に向けた経営側の指針を公表した。電通の過労自殺問題などを踏まえ、働き方改革の推進を労使で協議するよう求めた。基本給は変えずに所定内労働時間を短くする「時短労働」や女性活躍に向けた配偶者手当の縮小などを具体策として示した。4年連続となる賃上げを会員企業に呼びかける一方、ベースアップ(ベア)には慎重姿勢をにじませた。
春季交渉は、経団連の榊原定征会長と連合の神津里季生会長...
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